スティックの値段目安
| 安い | 通常 | 高い |
|---|---|---|
| 300円 | 1,000〜1,500円 | 5,000円 |
スティックの値段は1,000〜1,500円
スティックの値段は、1,000円〜1,500円が目安。材質や加工にかかるコストで前後するけど、劇的に安くなったり高くなったりはしないのが特徴。その証拠にプロでも1,000円ちょっとのスティックを使う。
たとえば、スタンダードなスティックとして有名なVIC-5Aは次のような相場観。税金やポイント分で1,500円を少し超えているけど、だいたいの目安はこれぐらい。
| Amazon | 楽天 | Yahooショッピング |
|---|---|---|
| 1,422円 | 1,580円 | 1,540円 |
でも300円で買えちゃうスティックや、5,000円以上するスティックがあるのも事実。なんでこんなに差があるのだろう。
安いスティックは300円
安いスティックは300円ほどで買えてしまう。(表示の値段はAmazonで買った場合)
スティックが安い理由はいくつかあるけど、だいたいこんなところ。
- 有名でないブランド
- 余り物
- 粗悪品
粗悪品は論外。変な叩き方が体に染み付いてしまう。
余り物もダメではないけど好ましくない。余り物が型落ちのスティックなら、次に同じスティックを変えないので、手がスティックに馴染めない。
高いスティックは5,000円
高いスティックは5,000円近くかかってしまう。(表示されている商品は、例外的にさらに高い)
高い理由でよくあるのが特殊な素材で作れられているケース。
高級なスティックはゴールデンシタン、ホンジュラスローズなどの木材や、アルミやカーボンファイバーといった非木材を素材としている。どれもマイナーな素材だ。
さらに残念なことに「高いスティック = 使いやすいスティック」とは限らない。気をつけよう。
「高級なスティックって他にどんなのがあるのだろう?」と疑問に思ったあなたは次の記事をチェック。なんで高いのかを実際の商品で検討しているよ。
スティックを安く買う方法
というあなたのために安く買う方法を紹介しよう。ポイントは次のとおり。
- 格安メーカー
- セット買い
- バケツスティック
- 標準スティック
- オーク
格安メーカー
メーカーの企業努力によって劇的低価格になったスティックだ。
通常スティックと比較して驚異の70%OFF、300円で買えてしまう。もちろん品質には要注意だけど、安いからといって性能が悪いとは限らない。
たとえばZENNのスティックは300円ほどだが、サウンドハウス(楽器通販サイト)のプライベートブランドなので安い。
ZENN
300円(税抜)という驚異的な安さを実現したスティック。このスティックは、楽器通販サイトで有名な、サウンドハウスのプライベートブランドにあたる。
手を抜いて作ってはいないから粗悪品の心配はいらないかと。(あまりにひどいスティックだとサウンドハウスのブランドに泥を塗るので)
なお値段が安いのはサウンドハウスのページだけらしく、Amazonや楽天では1,000円近くする。
MAXTONE
初心者や子供用と書いてあるのでそこまで期待はできないが、ちょっとした練習には使えるかも。
通常のスティックの他、ロッズ(複数の木を束ねて、特殊なスティックとして利用する)やシンバルも販売している。もちろん激安。
セット買い
何ペアもまとめて買うと値引きしてくれる。通販サイトに多い形式だ。業務用の食品が安いのと同じ要領である。
今後大量にスティックを使う予定があるのならば、セット買いも視野に入れると良いだろう。
セット買いは個体差の少ないモデルで実行しよう。使いにくいスティックがせっかく大量に買っても割安にならない。
バケツスティック
実店舗の楽器屋さんだと売り場の片隅に、余り物として格安でスティックを売っていることも。
スティックがバケツによく入っていることからバケツスティックと(私が個人的に)呼んでいる。
楽器屋さんが売っているのでものが悪いことはないとは思う。とはいえ種類が不揃い。
長い目で見ると、自分にあったスティックを探すまでに時間がかかってしまうので、おすすめはできない。
標準スティック
標準的なスティックは安い傾向にある。高くなるスティックは特殊な材質や特殊なチップ、特殊な色などなど。
シンプルなスティックは大量に生産・販売されるので安く買える。標準スティックは慣れれば他のスティックにも対応しやすくなるという点でもおすすめ。
標準的なスティックって何?というあなたは次の記事をチェックしよう。初心者でも使いやすいスティックを紹介しているよ。
オーク
強いていうならばオークの材質が比較的安価である。100円程度の差なので気にする必要はそんなにない気もするけど…
ハードめな音楽をする人や、パワーの欲しい人は買ってみるといいかも。
スティックの値段に固執しない
スティックにおいても、ピンからキリまであるというのは一緒。とはいえ、高いスティックはなかなか手が出しにくい。私も出せない。
ただ、人によってはたった5,000円出せば買えると思うかもしれない。ペダルやスネアは軽く何万とするので、それと比較したら確かに安い。
お金と機材のバランスはやはり難しい、、、















