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ドラムスティックの長さによる違い | おすすめ3選

ドラマーの私
ドラマーの私
スティックを買ってみたけどなんかフィーリングがあわないな…
ドラマー
ドラマー
今のよりパワーを出せるスティックはないかな

というあなたはスティックの長さを変えてみるといいかも!

この記事でわかること

・長さが違うとどうなるのか?
・長さ別おすすめスティック

長さを変えると想像以上に、パワーを出せたり振りやすくなったりするよ。

あなたの好きなあのアーティストもスティックにこだわっているのだから、あなたもスティックにこだわっちゃおう。

ドラムスティック長さによる違い

長さを変えると、なにが変化するか紹介するよ。

スピード

軽いほどスティックを速く振れる。

理由は、動く範囲が狭まるから。

たとえば手のひらをあげるのと、腕をあげるのとでは、手のひらをあげる方が短時間でできるよね。

これはあげなきゃいけない部分が短いからなんだ。

つまり、スティックも短い方が余計に動かさなくて済む。そして速く振れる。

パワー

長いほどパワーを出しやすい。重くなるからだ。

同じ素材のスティックなら長い方が体積は増えて重くなる。

重くなるとパワーを出しやすく音量も上げやすい。

だから長いほど音量を上げやすいんだ。

フィーリング

フィーリングは長さによって一番大きく変わるポイントだと私は思う。

長くても速く振れる人はいるし、短くても音量を出せる人はいる。

でもそれはフィーリングの合わないスティックだと不可能だ。

「パワーを出したいから長いスティック!」「速く振りたいから短いスティック!」というのもいいけど、自分にあっているかで決めよう。

多少のパワー・スピード不足は練習でとり返せる。

コントロール?

「短いほどコントロールが簡単になる」っていう説明をみたことあるけどわりと怪しい。

長いほうがリバウンド(はね返り)は拾いやすくなるし、微調整をきかせやすい。結局は個人差かなと思う。

ドラムスティック3選【長さ別】

ドラム初心者なら、406mm〜407mmがおすすめ

なぜ406mm〜407mmがおすすめなのか。理由は単純、この長さを標準として打ち出しているメーカーがほとんどだからだ。

【398mm】Pearl / 110HC

110HCをはじめ、110シリーズは398mmと短い。

短いとはいえ、110HCはPearlの王道スティック。

人気なだけあって使いにくさを全く感じさせない。

他のスティックに近いフィーリングで扱えるのはいいところ。

【407mm】VIC FIRTH / VIC-5A

407mm前後のスティックは種類が多いけど、汎用性の高いVIC-5Aをチョイス。

「スティックの基準になる長さは何mmですか?」と聞かれたらVIC-5Aと同じ407mmまたは406mmと答える。

多くの企業が販売している5Aは406mm,407mmに収まっているからだ。

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【412mm】Pearl / 101HC

101HCは412mmと長めのスティックだ。

長いにも関わらず、14mmという細さをあわせもつ。

長いスティックは5Bに代表されるように太くなりがち。

その点、101HCは長いが細い。珍しいスティックだ。

ドラムスティックの長さはフィーリングで

長さによる違いと、長さ別スティックを紹介した。

今まで長さが違うとxxxxという特徴が〜と説明していたが、フィーリングでスティックを選んだ方がぶっちゃけよさそう。

パワーもスピードも練習すればなんとかなる。

しかしフィーリングが合わないとずっと苦労する(慣れる可能性はある)。

であれば好きなスティックで練習した方が近道であると思うのだ。