というあなたはスティックの長さを変えてみるといいかも!
・長さが違うとどうなるのか?
・長さ別おすすめスティック
長さを変えると想像以上に、パワーを出せたり振りやすくなったりするよ。
あなたの好きなあのアーティストもスティックにこだわっているのだから、あなたもスティックにこだわっちゃおう。
目次
ドラムスティック長さによる違い
長さを変えると、なにが変化するか紹介するよ。
スピード
軽いほどスティックを速く振れる。
理由は、動く範囲が狭まるから。
たとえば手のひらをあげるのと、腕をあげるのとでは、手のひらをあげる方が短時間でできるよね。
これはあげなきゃいけない部分が短いからなんだ。
つまり、スティックも短い方が余計に動かさなくて済む。そして速く振れる。
パワー
長いほどパワーを出しやすい。重くなるからだ。
同じ素材のスティックなら長い方が体積は増えて重くなる。
重くなるとパワーを出しやすく音量も上げやすい。
だから長いほど音量を上げやすいんだ。
フィーリング
フィーリングは長さによって一番大きく変わるポイントだと私は思う。
長くても速く振れる人はいるし、短くても音量を出せる人はいる。
でもそれはフィーリングの合わないスティックだと不可能だ。
「パワーを出したいから長いスティック!」「速く振りたいから短いスティック!」というのもいいけど、自分にあっているかで決めよう。
多少のパワー・スピード不足は練習でとり返せる。
コントロール?
「短いほどコントロールが簡単になる」っていう説明をみたことあるけどわりと怪しい。
長いほうがリバウンド(はね返り)は拾いやすくなるし、微調整をきかせやすい。結局は個人差かなと思う。
ドラムスティック3選【長さ別】
ドラム初心者なら、406mm〜407mmがおすすめ
なぜ406mm〜407mmがおすすめなのか。理由は単純、この長さを標準として打ち出しているメーカーがほとんどだからだ。
【398mm】Pearl / 110HC
110HCをはじめ、110シリーズは398mmと短い。
短いとはいえ、110HCはPearlの王道スティック。
人気なだけあって使いにくさを全く感じさせない。
他のスティックに近いフィーリングで扱えるのはいいところ。
【407mm】VIC FIRTH / VIC-5A
407mm前後のスティックは種類が多いけど、汎用性の高いVIC-5Aをチョイス。
「スティックの基準になる長さは何mmですか?」と聞かれたらVIC-5Aと同じ407mmまたは406mmと答える。
多くの企業が販売している5Aは406mm,407mmに収まっているからだ。

【412mm】Pearl / 101HC
101HCは412mmと長めのスティックだ。
長いにも関わらず、14mmという細さをあわせもつ。
長いスティックは5Bに代表されるように太くなりがち。
その点、101HCは長いが細い。珍しいスティックだ。
ドラムスティックの長さはフィーリングで
長さによる違いと、長さ別スティックを紹介した。
今まで長さが違うとxxxxという特徴が〜と説明していたが、フィーリングでスティックを選んだ方がぶっちゃけよさそう。
パワーもスピードも練習すればなんとかなる。
しかしフィーリングが合わないとずっと苦労する(慣れる可能性はある)。
であれば好きなスティックで練習した方が近道であると思うのだ。