スティック

AHEADドラムスティック | アルミ製・コスパ抜群【メタラー必見】

ドラマーの私
ドラマーの私
AHEADのスティックが特殊だとは聞いたことあるけど、何が違うんだ?

って思っているあなたに向けて書いていくよ。

AHEADドラムスティックの特徴

AHEADのスティックは、他のスティックブランドとは次の2点が大きく異なる。

  • 材質がアルミ
  • カバーとチップの付け替え

どちらもAHEADのメリット・デメリットに大きく影響している特徴だ。

それぞれの影響も含めて、順番に見ていこう。

材質がアルミ

一つ目に大きく異なる点は、アルミニウムでできていること。

よくあるスティックは、ヒッコリーやメイプルなどの木で作られている。

しかしAHEADスティックの芯(「カバーとチップの付け替え」にて後述)は、アルミでできている。

これにより、材質が木のスティックとはいくつかの違いが生まれる。

音色

象徴的なのは音色だ。

特にシンバルを叩いたときの音は特殊。

ヒットした瞬間の音(アタック音?)が木のときとは異なる。

具体的な音は自分で叩いてほしいとしか言えない。切れ味が違うとでも言うのだろうか…

とにかく、木のスティックとは違う音がする。

リバウンド

リバウンドは木のときより強くなる。

重いから振りにくいかと思いきや、独特のコントロールに慣れればそれなりに振れる。

カバーとチップの付け替え

AHEADスティックは、大きく3つのパーツに分かれる。

特徴的な音を作り出す芯、グリップを左右するカバー、チップの3つだ。

そして、通常のスティックでは考えられないが、これらのパーツは着脱できる。

経済的

パーツが付け替え式なので、一部が壊れてもそのパーツだけ取り替えればいい。

AHEADのスティックはワンペアで3,000円以上するので、一見高そうに見える。

しかし、アルミの耐久度に加え、必要なパーツだけその都度変えればさほど割高ではない。

むしろ、木のスティックより折れにくいのでコスパが良いことも多い。

AHEADドラムスティックの比較

そんなAHEADスティックのうち、メジャーなモデルを紹介する。

5A

メーカー標準サイズである5A、つまりAHEADのスタンダードモデル。

サイズは406mm×13.7mm(インチを換算した数値)と通常のスティックとさほど変わらない。

むしろ、太さは細めである。

重さも53gなので軽いとは言えないが、かなり重めの木製スティックと同じぐらいだ。

振れないほどは重くはない。

7A

5Aより一回り小さいのが7Aだ。

サイズを見ると399mm×13.7mmと長さが短くなっている。

5Aより速いストロークに期待できるが、音量は控えめになりやすい。

とはいえ、5Aでフォームが崩れるなら、7Aで安定した方がドラマーとしての完成度は高い。

AHEAD公式サイトによると、LUNA SEAの真矢さんも使っているようだ。

5B

7Aとは対照的に、5Aを大きくしたのが5Bだ。

AHEADの5Bは、406mm×15.1mmと太さが増加している。

5Aでは細すぎる人向きのスティックだと言えよう。

2B

AHEADの2Bは、5Bのサイズそそのままに重量が増している。

5Bは58gであるのに対し、2Bは64gもある。

よりパワフルに叩きたいなら2Bが良いだろう。

ただし何回も言うように、自分にあったスティックを使わないとパフォーマンスは悪くなる。

とりあえずパワフルに叩きたいがために、重い2Bを使っても活かしきれなくては意味がない。

AHEADドラムスティックはハードな音楽向け

総じてAHEADスティックは、いわゆる重いジャンル向けのスティックである。

シンバルの色が特殊になったり、音量が大きくなったりするので、静かなジャンルにはとても向かない。

その反面、うるさいジャンルでは使いやすい。折れにくいのも利点の一つだ。

AHEAD以外のドラムスティックメーカーはこちらで紹介しているので、気になったらチェックしてはいかが。

ドラムスティックのメーカー比較 | TAMAやPearl、VIC-FIRTHスティックのブランドいくつ言えますか?数えてみてください。VIC FIRTH、PROMARK…キリがありませんね。でも普段のブランド以外はほぼ使いませんよね?慣れているブランド使いますよね。とはいえ、いいブランドもたくさんあるんだよな。そんなあなたに各ブランドを紹介します。...