自分に合ったスティックはわかるけど、子供用のスティックはよくわからない…
そんなあなたのために、子供用スティックのおすすめを紹介するよ。スティックケースや電子ドラムを買うべきかも解説。
・子供用と大人用の違い
・子供用スティックのおすすめ
・ケースや電子ドラムを買うべきか
ドラムスティック子供用の選び方
子供用スティックとは、その名のとおり子供用に調整されたスティックだ。とは言っても、どのスティックを選べばよいのだろうか。
サイズは13mm×350mm
主に調整されているのは、サイズだ。子供用スティックは13mm×350mmぐらいに調整されている。

標準サイズの5Aは14.5mm×406mmだ。5Aと比較すると子供用スティックはかなりサイズを抑えられている。
ただ一口でに子供と言っても、幼稚園生と小学生だと手の大きさが全然違う。しかも子供の成長は個人差が大きい。
そのため、「子供だから〜」「xx歳だから〜」という理由で、子供に合っていないサイズじゃないかは注意しよう。
カラフルなスティック
子供が手に取りやすいよう、レッドやブルーに色付けされているケースも多い。
見た目でスティックを選ぶ大人がいるぐらいだ。子供だって、好きな色ならドラムに興味を抱きやすい。
ドラムスティック子供用3選
子供用スティックにどのような特徴があるのかは理解できたはず。ここからは、実際のスティックを紹介する。
ぶっちゃけ私は試奏できていないので品質を保証できない(今から子供には戻れないので…)。
有名なブランドなので極端には外さないだろうが、気に入らないスティックだったら申し訳ない。
JUG / JO310RD(12.5×330mm)
島村楽器オリジナルブランドのスティックだ。今回紹介するスティックのなかで一番サイズが小さい。
そのため、年の小さな子供や小柄な子供向けスティックだと思われる。310mmと330mmのスティックは、レッド・ブルー・イエローの三色から選べる。
| JO310RD | JO330RD | JH350ROCK | |
|---|---|---|---|
| サイズ | 12.5×310mm | 12.5×330mm | 12.5×350mm |
| カラー | レッド | レッド | ベージュ |
VIC FRITH / VIC-KIDS(13×365mm)
これより少し大きいスティックがVIC-KIDSとVIC-KIDSPである。VIC-FIRTHのスティックなので、品質はまず問題ないだろう。
色はVIC-KIDSがブルー、VIC-KIDSPがピンクだ。大きさも若干違うので、使い分けよう。
| VIC-KIDS | VIC-KIDSP | |
|---|---|---|
| サイズ | 13×365mm | 13.2x330mm |
| カラー | ブルー | ピンク |
YAMAHA / YCS-JSL(13.2×330mm)
YCS-JSLはVIC-FIRTHのスティックとさほど大きさは変わらない。
しかし、YCS-JSHは13.5×385mm、大人用モデルとほぼ大差ないサイズだ。子供がスティックを小さそうに感じたら、YCS-JSHの買い時だろうか。
| YCS-JSL | YCS-JSH | |
|---|---|---|
| サイズ | 13.2×330mm | 13.5×385mm |
| カラー | ベージュ | ベージュ |
スティック以外の子供向け機材
でも機材を買うとスペースを取るし、騒音問題も考えないといけない。機材は極力買うのを避けたほうがいい。
ここからは機材ごとに買うべきか否かを見ていこう。
スティックケース
スティックケースはスティックを入れるためのケースだ。スティックをそのまま持ち歩くと危ない。そのためケースを購入して収納するのはよい考えと言える。
ただし幼稚園児より下の子供に対しては市販のスティックケースは良くないかもしれない。
よくあるスティックケースはチャックでできている。そのため扱いに気をつけないとケガをする。
子供の年齢によっては柔らかい素材で手作りすることも考えよう。
電子ドラム(エレドラ)
生ドラムを置けないなら電子ドラムを置こうという発想があるかもしれない。電子ドラムとは生ドラムの形は簡略化しつつ、音はヘッドホンをとおして聴こえるようにしたものだ。
選ぶのであれば子供でも使えように大きさを調整しやすいモデルだが、使う際にはいくつか注意点がある。
- 値段が高い
- 場所を取る
- 騒音がうるさい
まず値段が安くない。安くても数万円はするので買う場合には相応の覚悟が必要だ。
設置するスペースも必要だ。いくら簡略化されたドラムだとはいえそこそこのスペースは必要なので場所が確保できないと話にならない。
そして実は騒音問題は解消されない。打撃音は減少できるものの、電子ドラム独特の音や足で踏むドラムの騒音はなかなかうるさい。
個人的には電子ドラムを設置するよりも、擬似的なドラムセットを購入してあげる方が子供は喜びそうだ。
このようなドラムセットは子供用のサイズで設計されている他、音量もそこそこに抑えられている。
お値段もお手頃なので電子ドラムを買うか悩んでいる人はまずこちらを検討してはいかがだろうか。
生ドラム
親心でどうしても本物のドラムを触らせたい、そうお思いだろうか。
たしかにはじめから生ドラムで演奏すれば、上達のスピードは早い。しかし弊害があるのも事実だ。
生ドラムは大きい。電子ドラムは設置を調整すればなんとかなったが、生ドラムは形があるものなので子供用のセッティングが難しい。
また耳に与える影響が大きいのも事実だ。ドラムは高架下や工事の騒音と比較にならないほどうるさい。幼稚園・小学生の頃からそれほどの騒音を浴びていたら聴覚が悪化するのは目に見えている。
ヘッドホンを使うなどの対策をしておくのはもちろんだけど、1日に何時間も叩くと難聴を警戒しなくてはいけない。気をつけよう。
ドラムスティック子供用は成長に合わせて
子供用スティックの特徴と商品を紹介した。
可能であれば、服と一緒で子供の成長に合わせて買い換えたいところだ。
私たちは自分に合ったスティックを使うのに、子供には同じスティックしか買わないのはおかしい話でしょ。
子供にも最適なスティックを買ってあげよう。




















