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ドラムはアクリル板で音を遮断!16dB減らせることも!

悩みびと
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テレビやライブだとドラマーの周りに透明な板が設置されるけどあれは何?

あれはアクリル板といって、ドラムの音が周りに響かないようにしているんだ。

きっとこの動画みたいな装置だよね。(後半の防音素材は使われていないと思うけども)

このアクリル板の使う理由は大きく3つ。それぞれ順番に説明していくよ。

  • 他楽器のマイク保護
  • モニター音量の最適化
  • 楽器のきれいな鳴り

アクリル板(遮音板)とは

ライブやレコーディングで楽器の周辺に置かれる板のこと。ライブで他楽器のマイクに音が入り込まないようにしたり、モニターの音量を過剰に大きくするのを防止したりする。レコーディングでは楽器の鳴りを良くするのにも使う。

アクリル板の目的

アクリル板はドラマーのスティックや汗が飛んでいくのを防止しているわけではないよ。ドラムがうるさいから音量を抑えるために設置しているんだ。

他楽器のマイク保護

他楽器用のマイクがドラムの音を拾わないようにしているよ。

ドラムは他の楽器と比べると音量が大きい。演奏していると違う楽器用のマイクで、ドラムの音を拾うことがあるんだ。

業界の人は「カブリ」と呼ぶこともある。音が被っているからカブリ。

アクリル板はマイクが各楽器の音をしっかりキャッチするためにある。ドラムの音を遮ってマイクが拾わないようにしているんだ。

モニター音量の最適化

アーティストがきくモニター音量を上げすぎない役目もある。

アーティストは楽器の音を聴くために、モニターと呼ばれる装置からも音を出力しているんだ。

でもドラムがあまりにうるさいとこのモニターの音量も上げないといけなくなっちゃう。あまり音量を上げると耳が悪くなる。アクリル板を使えば音量を上げずに済む。

ゲームセンターや花火大会の会場で耳打ちするときってどうしても大声になるよね。それと同じこと。

楽器のきれいな鳴り

遮音板は楽器の響きをきれいに撮るためにも使用される。

ライブというより収録で使われる手法。ドラムを叩いたときの音がいい感じに跳ね返ってくるように遮音板を設置するんだ。

収録は仲間とコンタクトを取らなくていいから木を使う場合もある。

風呂場やカラオケだと独特な音の聞こえになるのに近いかな。同じではないけど。

アクリル板は高い

プロのアーティストなら使う人も多いアクリル板。でもけっこういい値段がする。

1日レンタルするだけでも数万することがあるからアマチュアのアーティストにはとても手が届かない。

そんな高いの買えないよ…って人の中には自作して再現しようとする人すらいる。すごいDIY精神だよね。

アクリル板はなくても大丈夫

アクリル板について解説したよ。

アクリル板は最悪なくてもなんとかなる(ことが大半)の機材だ。よく見るとアクリル板を使用していないアーティストのほうがむしろ多い。

高いお金を払ってもいくらかいい音にできる程度なので、音に詳しくない人はそこまでがんばらなくてもいいと思う。

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