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【初心者】ドラムを独学で始める方法 | 難しいし差はつきやすい

初心者ドラマー
初心者ドラマー
ドラムを始めたいんだけど独学じゃダメかな…

いやいや、最初こそ独学で問題ないよ!習ったほうが確実に上達するけど、一人でも練習はできる。

初心者が独学でドラムをはじめる方法や、習っている人とつく差を見ていこう。

ドラム初心者の独学チャート

初心者がドラムをはじめるためには、いくつかの手順を踏むのがおすすめだよ。

ライブ出演を目標として説明するね。おおよその流れは次のとおり。

  1. スティック購入
  2. スタジオ見学
  3. 曲の叩き方チェック
  4. スタジオ個人練習
  5. スタジオバンド練習
  6. ライブ出演

スティック購入

ドラムにまず必要なのがスティック。

ドラムセット自体はスタジオにおいてあるから、とりあえずスティックさえ買っておけば問題なし。

ドラマー
ドラマー
「スタジオ」ではドラムセットをレンタルして練習できるよ。レンタルスタジオ、リハーサルスタジオと呼ぶこともあるんだ。

買うべきスティックは「買いたい!」と思ったもので問題なし。

悩むなら使いやすいVIC-5Aがおすすめ。楽器屋でも買えるけど「買いに行くのが怖い」あなたは、下のリンクからでも買えるよ。

スタジオ見学

スティックを買ったら、1時間だけでいいからスタジオに入ってみよう。

ドラムセットに一回触れるだけで、ドラムをリアルに感じられるはず。

スタジオの予約方法や必要なものは次の記事で要チェック。

【ドラム初心者】初スタジオの個人練習 | 持ち物や準備方法【一人OK】「ドラムを始めたばかりで、初めてのスタジオ個人練習が怖いです。何をすればいいかわからなくて…」というあなたのために、スタジオの予約方法や持ち物、準備方法など、初心者むけに解説するよ。この記事で勉強して、スタジオデビューしちゃおう。...

曲の叩き方チェック

演奏したい曲を決めたら楽譜を見てどのように叩けばいいかを確認しよう。

Youtubeをはじめ動画で叩き方を検索するのもいいね。楽譜ではイメージしない叩き方を、動きを見ながら理解できる。

どの曲にすればいいかわからないなら、簡単な曲一覧から曲を選ぶのがいいよ。次の記事も参考にしてね。

【ドラム初心者】簡単な曲25選 | 邦楽バンド - ロックやアニソンドラム初心者が練習に使える曲や、ライブで演奏できる簡単なロック・アニソンを紹介。まだドラムをやったことがなくても、ちょっとしか触れたことがなくても、1ヶ月ほどで演奏できる曲ばかり。さっそく、練習をしよう。...

スタジオ個人練習

叩き方を覚えたら個人練習のためにスタジオに入ろう。

先輩ドラマーや友人ドラマーとスタジオに入れると、練習の仕方がわかってよき。

もしひとりで練習するときは、遅いテンポで体を慣らしていくようにようにしよう。

最初から通常のテンポでは叩けないはずだから(叩けたら初心者じゃないんだよな)。

スタジオバンド練習

個人練習で叩けるようになったら、他のバンドメンバーと一緒にスタジオにはいろう。

ひとりで練習しているときとは勝手が違うから最初はきっと苦労する。徐々に慣れていこう。

またスタジオ練習一回ではまともに曲が完成しないはず。2回、3回、4回と繰り返しバンド練習をして呼吸をあわせていこう。

ライブ出演

練習を重ねたらライブに出演しよう。「出るのが怖い…」と思っているかもしれないね。でも最初はみんな怖かったんだ。

気にせずに出てみよう。演奏に失敗しても温かい目で見守ってくれるよ。

しかも何回もライブに出ることで次第に上達していく。下手でもライブには出続けるのがいいよ。

独学と習っている人の差

独学である程度までは上達できる。しかしマスターが難しいポイントもある。

ドラム教室で習っている人との差は次のような点に表れる。

タイミングの感覚

独学のひとはタイミングがぶれやすい。正確にいうとタイミングがズレていても気づきにくい。

なぜならズレているタイミングを正しいタイミングだと勘違いしているためだ。

教室に通っている人は、タイミングのズレを講師に指摘してもらえるので早い段階で修正できる。

手足の音量バランス

バスドラやスネア、ハイハットの音量バランスを崩しやすいのは独学によくある傾向。

特にハイハットが大きくなりやすい。しかもそこそこわかってるドラマーでないと指摘もしてくれない。

だから講師でなくても、うまいひとに一度叩き方をみてもらうといいよ。

引き出しの幅

叩けるフレーズが増えにくいのも独学の人にありがち。

独学だと好きなジャンルや叩けるフレーズばかり練習してしまう。

それで使えるフレーズが増えない。普段聞かないジャンルやフレーズを教えてもらうえば幅は広がる。

独学のプロは難しい

初心者は独学でも大丈夫といったが、プロレベルになるとそうもいかない。

友人やネットでは手に入らないテクニックまで習得しなくてはいけないからだ。

気づけない悪癖

独学の欠点は悪い癖に気づけないことだ。

気をつけるポイントがわかれば何かしらの方法で修正できるが、独学の人はその概念がそもそもない。

どこに気をつければよいのかわかないから、そもそも直せないということだ。

アマチュアとプロの差

アマチュアとプロの差は、細かいところにあらわれる。その繊細な部分を直すには指摘してもらうのが早い。

がんばれば気づけるかもしれないが、時間がかかってしまうだろう。

楽しむだけなら独学だけでも

ドラムを独学で練習する方法を解説したよ。本格的に上達したいなら講師をつけるのが確実。

しかしただ楽しみたいだけなら独学でもできる。

ちょっと趣味でドラムをかじりたい程度なら、わざわざお金をかけてドラム教室に行くことはないだろう。

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