練習パッドならどこでも
というあなたに、オススメ練習パッドを紹介するよ。選ぶときのポイントも書いたから、一人でも安心して買える。
バリバリ練習するためにも、自分にあった練習パッドを選んでいこう。
目次
練習パッドの比較ポイント
練習パッドを選ぶとき、考えるべきは次の2点。
- どこで使うのか
- なんの練習に使うのか
「どこで使うのか」は、騒音やパッドの大きさに関係する。
「なんの練習に使うのか」は、リバウンドやリムに関係する。
自分の練習環境を想定しながら、見てね。
素材
パッドの素材は、騒音やスティックのリバウンド(跳ね返り)に影響する大事な要素。
それぞれ見ていこう。
ラバー素材
- しっかり跳ね返る
- うるさめ
ラバー素材は、固めなのでリバウンドを拾いやすい。だから、細かい動きの練習にオススメ。
ウレタン素材
- リバウンド抑えめ
- 静か
ウレタン素材は、騒音が小さい。家で叩きたいけど、騒音が気になるなるなら、ウレタン素材を。
メッシュ素材
- よりリアルなリバウンド
- 価格高め
スネアに近い感覚で(メッシュ独特の感覚はあるが)、音も抑えめなのがメッシュ素材。その分、他の素材より高めなのが悩みの種。
リム
リムとは、太鼓のふちだよ。
リムがあると、オープンリムショットという奏法を練習可能。
練習パッドでできることが増える。
ただし、うるさい。実物のスネアでもうるさいけど、パッドでもうるさい。
ご近所付き合いを考えるなら、やめたほうがいいケース多し。
大きさ
大きさをチェックしておこう。
家で叩くなら、大きめでもかまわない。ライブハウスに持ち込むなら、携帯に便利な小さめがいい。
あと、練習パッドに足がついているかも見ておこう。
持ち運ばないなら、あると楽。ベストな高さに設置できる。でも、持ち運びには足があると邪魔。用途を考えて選ぼう。
練習パッドのおすすめ
どれを買えばいいかわからないあなたは、これから紹介する商品を検討してみよう。
それぞれの素材から一種類ずつピックアップしたから、素材に注目しても選べるよ。
RF12G / EVANS
RF12G(通称Real Feel)は、EVANS製のラバータイプ練習パッドだ。
ラバータイプの練習パッドは、種類が多め。基本的に好きなブランドの練習パッドを買えば良い。
そうはいっても選べない。そんなときはこの練習パッドを選ぼう。割とリバウンドが強いので、初心者でも練習しやすい。
私の友人で使っている人も多い。
ただし、相応の騒音が出てしまうので、練習場所には気をつけよう。
TSP6 / TAMA
TSP6は、TAMAが販売しているウレタン素材の練習パッド。
ラバー素材よりはリバウンドが減る。
とはいえ、これぐらいのリバウンドがちょうどいいように思う。
直径16cmほどなので、持ち運びに便利なのもGood。
TPX-6N / Pearl
TPX-6Nは、Pearlのメッシュ製練習パッド。
メッシュならではの叩き心地や、消音が長所。
うるさくないので、家で使う分にはまず問題なし。
反対に、持ち運ぶのには邪魔だろう。
メッシュにしては、あまり高くないのもポイント。
TS12S / YAMAHA
ブラシの練習にも使える、YAMAHAのTS12S。
スタンド付きなので、家で使う際に便利。
取り外しもできるので、持ち運ぼうと思えば、それも可能。
表面はラバーだけど、付属のコーデットシートを貼れば、ブラシの練習も可能。
ジャズ初心者なら、一見の価値あり。
WP-001 / R-TOM
(表示されている画像が昔のバージョンかも)
WP-001は、R-TOMのジェルでできた練習パッド。
かなりリバウンドしにくいのが特徴。一目見ただけだと、ただの叩きにくい練習パッドだがそうではない。
リバウンドの少ない練習パッドに慣れると、実物では簡単にリバウンドを拾えるようになる。
さらに、フロアタムのようなリバウンドの小さな太鼓も、スネアみたいに叩ける。
おまけに消音効果も高い。実は私も愛用している。
本物には勝てない
練習パッドの解説をしたけど、どうだったかな。
練習パッドをどれ買おうかなってところ申し訳ないけど、結局は生のドラムで練習するのが一番いい。
あくまで「練習」パッドなので、たまには実際のドラムで、感覚を思い出そう。