そんなあなたのためにチャイナシンバルについて解説するよ。チャイナシンバルの特徴は以下のとおり。
- シンバルの一種。独特な形。
- 音が伸びにくく、立ち上がりが速い。
- 用途によって表裏使い分け。
それでは詳しく見ていこう。
チャイナシンバルとは
ドラムセットに組み込まれるシンバルの一種。エッジ(端)が反り上がっているのが特徴。音の伸びが短く、立ち上がりが速いので、連打にも使いやすい。表裏で違う音色が鳴るので、表現したい音楽に合わせて向きを変えよう。
こんな不思議な形をしています。この形だから出せる音が好きな人も多いです。
チャイナシンバルのセッティング
チャイナシンバルがどこにあるかと言われると、それは回答できません。ドラマーによって配置が大きく変わるからです。
ハイハット、クラッシュ、ライドと違い一般的なシンバルではないので、ドラマーが勝手に場所を決めます。下のドラムセットにもチャイナシンバルは写っていません。

チャイナシンバルのスタンド
チャイナシンバルのスタンドは下のようなものが有名です。
チャイナシンバルで重要なのは、きつめに固定するか緩めに固定するかです。
連打して使うのであれば、あまり揺れないようにセットした方が、連続で叩きやすいです。サステインを伸ばし気味にしたいなら、そこそこ揺れるセッティングにしても問題ありません。
チャイナシンバルの向き
チャイナシンバルの向きは、どちらが正しい。正しくないというのはありません。用途によって使い分けましょう。なお、エッジ(端)の反り上がって入る側を表、その反対を裏としています。
表裏でサステインも違うので、叩き比べてみるのもおもしろいでしょう。
チャイナシンバルの表
チャイナシンバルの表向きはボウ(表面)をチップで叩いて使用します。ライドでよく見る叩き方ですね。
そして、表向きのままエッジは叩いてはいけません。絶対にダメかと言われたら怪しいですが、まずやめた方がいいです。スティックがバッキバキになります。
チャイナシンバルの裏
裏向きはエッジを叩くケースが多いです。独特な音が鳴ります。かなり耳に残る音なので、ここぞというときに使いましょう。良くも悪くも目立つ音です。
エファクトのチャイナシンバル
チャイナシンバルについて解説しました。いかがでしたか。
チャイナシンバルは特殊なシンバルということもあり、スタジオに置いていないケースもあるでしょう。
絶対に必要かと聞かれたらそうではありませんが、演奏の幅を広げられるシンバルです。ぜひ挑戦してみましょう。
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