ドラム用語

【ドラム用語】スネアドラムとは | ドラムセットの主役

悩みびと
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スネアってなに…?なにもわからないから、一から教えてほしい。

そんなあなたのために、スネアとはなにか、スネアに関連した道具について解説している。ミュートについても解説しているので、ちょっと詳しく知りたいあなたにもオススメ。さっそく見ていこう。

スネアとは

小型太鼓の一種。おもて面にはヘッドが、裏面にはヘッドとスナッピー(響き線)が張ってある。スナッピーのおかげで、スネア独特のざらっとした音が鳴る。マーチングやドラムセットで扱われる。特にドラムセットでは、重要な役割を担う。

スネアの位置

スネアは、ドラムセットの真ん中下にある。開いた足の真ん中に置くよ。

ドラマーによってはハイハットの横にもう1個スネアを置いたり、曲によってスネアを付け替えたりするんだ。

スネアの関連道具

スネアがなにかわかったかな。続いて、スネアに関連した商品を紹介しよう。スネアはたくさんのパーツでできていて、それぞれのパーツを変えれば違った音も楽しめる。そんな道具たちを見ていこう。

スナッピー

スネアが他の太鼓と違う理由、それがスナッピーだ。響き線ともいう。

スナッピーは20前後のワイヤーをまとめた、帯状のパーツだ。太鼓の裏面に装着して使用する。スネア横にある「スナッピー(レバーをあげるやつ)」を上げたときに「じゃっ」って音がするよね。あれがスナッピーの音なんだ。

スナッピーのない太鼓は、ポンポンとかドンドンという音が鳴る。それに対し、スナッピーのあるスネアは、タタタとかジャッという音が鳴る。これはスネアを叩いたときに、裏面が振動してスナッピーとこすれるときに鳴る音なんだ。

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ヘッド

ヘッドとは、太鼓のおもて面・裏面に張ってある皮のこと。

スネアのヘッドは、タムやバスドラと異なる特徴をもつ。おもて面はブラシでこすっても音が鳴るように、特殊なザラザラしたコーティングがなされる。裏面はスナッピーの音をよく伝えるために、薄めに設計されている。

ブラシについてわからないあなたは、下の記事を参考にしてね。

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スタンド

スネアは、専用のスタンドに配置される。タムやシンバルのスタンドとは、全くの別物である。

足のついているフロアタムと違って、スネアは自立できない。そのため、スネア専用のスタンドが必要になる。

ケース

スネアは小型なこともあり、自分専用を買うことも多い。その際に必要なのがケースだ。

値段が安い「ソフトケース」と、頑丈な「ハードケース」の2種類がある。ケースを買う際は、ソフトケースだとしても緩衝材がしっかりしたものを選ぶと、安心して持ち運べる。

スネアのミュート

スネアのミュートは、余計な倍音やサステインを取り除くために使用されます。(他のパーツもやっていることは一緒ですが)

よく見られるミュート方法は以下のとおり。

  • ガムテープ丸め
  • リング・ミュート
  • ティッシュ

リングミュートとはこんなもの。スネアの上において使用する。置くだけで効果を発揮するよ。

ガムテやティッシュの貼り方も色々あったり、タオルを使うツワモノもいたりと、ミュートのさまざま。がんばってやり方を模索しよう。

スネアはドラムセットの主役

スネアがどのようなものか、どういうパーツがあるのかわかったかな。

スネアは3点セット(スネア、バスドラ、ハイハット)にも含まれるぐらい重要なパーツ。メンテナンスに気を使って、いいスネアを長持ちさせよう。

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種類名称
太鼓バスドラム フロアタム タム スネアドラム スナッピー 3点セット
シンバルハイハットシンバル クラッシュシンバル ライドシンバル チャイナシンバル スプラッシュシンバル リバースシンバル 穴あきシンバル スタック(重ね)シンバル ベル(カップ) エフェクトシンバル