そんなあなたに、クラッシュシンバルの概要や使い方について紹介するよ。最低限押さえてほしい特徴は以下のとおり。
- シンバルの一種。比較的薄い。
- 端(エッジ)を叩いてアクセントがつける。
- 音が綺麗に伸びる。
じゃあもっと詳しく紹介していくね。
目次
クラッシュシンバルとは
クラッシュシンバルとは、ドラムセットに組み込まれるシンバルの一種。他のシンバルと比べて、薄いことが多い。端(エッジ)を叩いて曲にアクセントをつける奏法で広く知られる。
クラッシュシンバルの位置
クラッシュシンバルは、ドラムセットの両奥側にある。画像でいう、上方の左右に見えるのがクラッシュシンバルだ。

画像では、クラッシュシンバルが2つあるが、ドラマーによって数はまちまちだ。3,4枚持っている人もいれば、クラッシュシンバルの箇所にライドシンバルを当てる人もいる。
クラッシュシンバルの特徴
クラッシュシンバルは、直径が大きめで薄めなのが特徴。
音色は伸びがよく、高い音が綺麗に鳴り続ける。音があまり伸びないスプラッシュシンバル・チャイナシンバルや、低めの音が鳴るライドシンバルとはその点異なる。
これらの特徴から、クラッシュシンバルはクセのないアクセントとして、頻繁に使われている。どのジャンルをやるにも、邪魔にならない。
クラッシュシンバルの叩き方
クラッシュシンバルの叩き方は、大きく以下のとおり。
- エッジを強打
- カップでアクセント
- ボウでリズム刻み
それぞれ重要な叩き方だから、順番に見ていこう。
エッジを強打
シンバルの端っこ(エッジ)をスティックの腹部(ショルダー)で叩く方法。シンバル特有の高音が響きわたる。
クラッシュシンバルで頻繁に見られる叩き方がこれ。クラッシュシンバルは薄いこともあり、特に綺麗に響く。
演奏するジャンルによっては、この叩き方しかしない場合もある。それぐらいに、クラッシュシンバルではメジャーな演奏法だ。
スティックのショルダーがわからないあなたは、下の記事を参考にしてね。スティックの各部名称について、説明しているよ。

カップでアクセント
シンバル真ん中の盛り上がっている部分(カップ)を叩く奏法。カンカンした音が鳴る。
ライドシンバルでは広く使われているこの奏法。クラッシュシンバルでも応用できる。ライドとはまた違った音色が得られるので、好きなドラマーも少なくない。
この叩き方をする場合、クラッシュシンバルのセッティングには注意しよう。ベルを叩かなくてはいけないため、セッティングによっては、そもそも届かないこともある。
ボウでリズム刻み
シンバルの表面をスティックのチップ(先端)で叩く奏法。チッチッという音が鳴る。
これもライドシンバルではよく見れられる奏法。厚めのライドシンバルと、薄めのクラッシュシンバルで音色を使い分けられるとGOOD。
クラッシュシンバルのスタンド
クラッシュシンバルのスタンドは、ライドシンバルやチャイナシンバルと共通だ。
しかしスネアやタムとは異なるので、注意しよう。スプラッシュシンバルを取り付けるアタッチメントタイプのスタンドも、クラッシュシンバルには使えない。
よく見てから購入しよう。
クラッシュシンバルは音が伸びる
クラッシュシンバルについて紹介したよ。
クラッシュシンバルは、他のシンバルより薄いことが多く、音が伸びやすい。
曲のアクセントで多用されるので、ぜひ叩き方を覚えておこう。
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