あなたはこんなドラマーになっていませんか?
- グルーヴがなんだかわからない…
- グルーヴを出すためにちょっとずらすことあり
- グルーヴが体から出ない
ちまたで騒がれることの多い「グルーヴ」。その正体はいまだに謎のままです。
グルーヴがなにか、グルーヴをどうしたら生み出せるのかを一緒に考えてみましょう。
- グルーヴの定義は人それぞれ
- 気持ちよければ問題なし
- 気持ちのいい感覚を体内に作る
グルーヴとは
グルーヴの定義はあえてしません。次の記事で議論していますが結局なにかはよくわかりません。

ただ、グルーヴがあると聴いていて気持ちよくなるというのは共通なようです。
ジャストのグルーヴとは
「グルーヴ」というとバンド内のズレを想像する人もいるでしょう。しかしズレていないからといってグルーヴがないとは限りません。
かなりジャスト気味な2人ですが、私にはグルーヴがあるように感じます。
パズルのピースがはまっていくような、ちょうどの感覚が私には気持ちよく感じます。
ブラック感のあるグルーヴとは
ブラック感のあるグルーヴとは、黒人のようなノリがあるグルーヴをさすとしましょう。
たとえばジェームス・ブラウンのようなソウルのようなファンクのようなグルーヴ。
パーラメントのファンクもブラックミュージックのグルーヴが溢れています。
グルーヴがなにかを考えだしたらきりがありません。しかし聴いていて気持ちよくない音楽にグルーヴないのは確かです。
グルーヴに関する悩み
グルーヴを感じられません
まず大事なのがグルーヴのある音楽を聴くことです。そのためにはいろんな種類の音楽を聴きましょう。
ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク、クラシック、R&B、ヒップホップ、レゲエ、スカ、賛美歌、教会音楽などなど。
多様な音楽を聴いているうちにどの音楽にグルーヴがあるのかわかるようになるはずです。
ちなみに、私はいろんな音楽を聴いていて「体が勝手に動く音楽」にグルーヴがあると考えました。
グルーヴを作れません
グルーヴを作るにはまずグルーヴを感じましょう。すでに感じられているのであればそれを表現するだけです。
こちらも私が思うにですが、グルーヴを感じる(理解する)→グルーヴを作るの順番を守るべきだと思います。
そして、グルーヴを感じるには曲に合わせて体を動かすのがおすすめです。すごく投げやりですが、グルーヴはたぶん体で理解するのが近道です。
グルーヴの説明は感覚になりがち
グルーヴについて解説しましたが、感覚的な話が多くていまいち伝わりにくかったのではないでしょうか。
というのもグルーヴを表現する言葉がないという状態が、人によって理解のことなる「グルーヴ」の概念を作っているのだと思います。
つかみどころのないグルーヴを、あなたなりに解釈してものにしてくれればと思います。
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