ドラム用語

【ドラム用語】フロアタムとは

フロアタムとは

フロアタムとは、ドラムセットの一部で低音を奏でる、縦に細長い太鼓。音程はタムタムより低く、バスドラより高い。ハイハット同様、主にビートを刻むのに使用される。フロアトムと呼ばれたり、「F」と表記されたりする。

フロアタムの位置

フロアタムは、ドラムセットの右下に置かれる。

右手でフロアタムを叩きながら、左手でスネアやタム(ハイタムやロータム)を叩くことが多いよ。

プロの中では、フロアタムを2こ以上使う強者もいるんだとか…

フロアタムの「レッグ」

フロアタムの側面についている、高さを調整する足「レッグ」。これのおかげでフロアタムは地面から自立できる。

ちょっとだけ傾けると、音抜けがよくなる。

フロアタムの叩き方

基本的な叩き方は他の太鼓と変わらない。しかし以下のような特徴が見られる。

ビートを刻む

ハイハット同様、ビートを刻む場合が多々ある。そのため、アップダウンによる8ビートや、両手を使った16ビートも奏法としてある。

もちろん、タム同様におかず(フィルイン)としての利用もあるから、いろんな使い方を研究していこう。

リバウンドが少なめ

スネアはおろか、タムタムよりもリバウンドが抑えめ。チューニングによってある程度は改善できるが、それでも大半の初心者が叩きにくいと感じるはず。

これはもう鍛えるしかない。私はこういう特殊な練習パッドで鍛えたよ。パッドのリバウンドが少ないから、フロアタムも余裕で8ビートが叩けるようになる。

ビートを刻める、おかずにもなる

フロアタムについて紹介したよ。

フロアタムはビートを刻むのに使われがちだけど、考えようによってはタムの一部とも言える。

他のタムタムとうまく組み合わせて、オリジナルの叩き方を考えてみよう。

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