そんなあなたに、ライドシンバルの特徴や位置、叩き方を紹介するよ。この記事で、わかるライドシンバルの特徴はこんなところ。
- シンバルの一種で大きめ厚目
- 歯切れのいい「ボウ」でリズム刻み
- 高音の「カップ」でアクセント
もっと詳しく見ていこう。
ライドシンバルとは
クラッシュシンバルとは、ドラムセットに組み込まれるシンバルの一種。他のシンバルと比べて、厚く大きい。表面(ボウ)を叩いてリズムを刻むほか、中央の盛り上がり(カップ)でカンカンした高音も鳴らせる。多くのジャンルで使用される万能シンバル。
ライドシンバルの位置
ライドシンバルは、ドラムセットの右下にあるよ。右手で叩く場合がほとんど。

タムが2つのセッティングは、右下にライドシンバルをセッティングする。しかし、タムが1つのときはこれが変化する。
ワンタムセッティング
タムが1つのセッティング、ワンタムセッティングはライドの位置が変化する。今までロータムのあった場所に、ライドシンバルが置かれる。
これによるメリットは、叩きやすいことだ。必要以上に体を広げなくていいので、余計な負担がかからない。そして、力が入りやすい。
また、お客さんから動きが見えやすくなるメリットもある。ドラムの叩いている雰囲気って地味にお客さんにも伝わっている。大事。
クラッシュシンバルとの違い
というお悩みをお持ち? けっこう似ているからわからないよね。クラッシュシンバルとライドシンバルの違いはこんなとこにあるんだ。
- 直径
- 厚さ
- プリント
クラッシュシンバルについて詳しく知りたいあなたは、この記事を参考にしてね。同じ要領でクラッシュシンバルも紹介しているよ。
直径
直径20インチぐらいがライドシンバル、16,18インチほどがクラッシュシンバル。もちろん、おおよその区別でしかないので、例外もありえる。20インチのクラッシュシンバルとかね。
でも、ドラムセットで一番大きいのがライドシンバルってことがほとんど。スタジオやライブハウスなら一般的なシンバルを使っているから、なおさらそのはず。
厚さ
ライドシンバルは厚め。クラッシュシンバルは薄め。
これもどれくらいからがライドシンバルで、どれくらいがクラッシュシンバルかは断定できない。おおよそってとこ。
プリント
シンバルの上面に「ライド」や「クラッシュ」と明記してある。これが一番わかりやすい。
メーカーやシリーズによっては、書いていない場合や名称が特殊な場合もある。まあ雰囲気でわかるはず。「xxxxxxxRide」みたいな感じ。
ライドシンバルの叩き方・使い方
ライドシンバルの叩き方は、大きく3種類ある。特に重要なのが、1つ目のボウと2つ目のカップだ。どちらも、ライドシンバルの特徴的な奏法なので、理解しておこう。
ボウでリズム刻み
ライドシンバルの表面(ボウ)を、叩く方法。ハイハットやフロアタムのように、リズムを刻むのに使用される。
カップでアクセント
ライドシンバルの中央盛り上がり(カップ)を叩く奏法。カンカンという高音が綺麗に鳴る。
エッジを強打
シンバルの端っこ(エッジ)をスティックのショルダーで叩く。ライドシンバルが薄めのときに活躍する叩き方だ。
ライドシンバルのスタンド
ライドシンバルのスタンドは、クラッシュシンバルやチャイナシンバルと共通だ。
しかしスネアやタムとは異なるので、注意しよう。スプラッシュシンバルを取り付けるアタッチメントタイプのスタンドも使えない。
よく見てから購入しよう。
ライドシンバルでメリハリを
ライドシンバルの解説をしたよ、どうだったかな。
ライドシンバルはリズムを刻むことも、アクセントをつけることもできる優秀なシンバルなんだ。
使い所は多いけど、その場その場にあった使い方をしよう。
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| 種類 | 名称 |
|---|---|
| 太鼓 | バスドラム フロアタム タム スネアドラム スナッピー 3点セット |
| シンバル | ハイハットシンバル クラッシュシンバル ライドシンバル チャイナシンバル スプラッシュシンバル リバースシンバル 穴あきシンバル スタック(重ね)シンバル ベル(カップ) エフェクトシンバル |











