縦の概要
- 拍やタイミングのこと
- 楽譜をに見ることを想定
- 「縦の線」「縦のライン」ともいう
縦とは
縦とは、拍やタイミングをさす。複数楽器の並んだ楽譜を縦に見ると、同じタイミングで鳴っている楽器がわかることから、「縦」と考えるとよい。「縦の線」「縦のライン」ともいう。縦が合っていないときは、メトロノームに合っていない場合と、バンドサウンドに合っていない場合がある。
縦が合っていないとは
「縦が合っていない」とは、具体的にどのような状況なのだろうか。メトロノームに合っていない場合と、バンドサウンドに合っていない場合の両方で考えてみよう。
メトロノームと合っていない
メトロノームと合っていない場合は、テンポキープができていないということだ。
特定のフレーズだけ走ってしまったり、キメがなんとなくずれてしまったり。これらは、拍を正しく認識して叩けていないから起こる事象である。
「縦が合っていない」と言われたら、1拍目やシンコペーションなどのキメ、各拍の始まりなどに意識を向けて演奏しよう。
バンドサウンドと合っていない
バンドサウンドと合っていない場合も、「縦が合っていない」として修飾される。
グルーヴが強めのバンドは、メトロノームどおりに叩いても何かしらの違和感を持つはずだ。
これはバンド独特のグルーヴと、あなたの演奏が噛み合っていないことによって発生する。
だから、「縦が合っていない」と言われたら、バンド特有のノリを掴めているかも確認しよう。
縦の考え方はみんな必要
「縦」について解説したよ。
縦の考え方は、どのパートを演奏しても必要不可欠な考え方だ。
「どことなく歯切れの悪い演奏だ。」
 「グルーヴがうまく表現できない。」
といったときには、縦に注意してみよう。








