- ダブルストロークは、1回の振りで2回叩く
- シングルストロークより表現力UP
- コツはリバウンド(跳ね返り)の利用
ダブルストロークとは
ダブルストロークとは、1回の振りで2発叩く奏法をいう。通常の奏法(シングルストローク)は1回の振りで1発しか叩かないので、ダブルストロークは少し特殊な叩き方と言える。「2つ打ち」とも呼ばれる。
ダブルストロークの叩き方
文字ではなかなか伝わりにくい部分があるので、動画で解説する。
次の記事を見てほしい。

ポイントは跳ね返りをいかに使えるかである。
1発目を叩いた後のスティックが跳ね返ったその反動で、2発目を叩く。
もしバスドラのダブルができるのであればそれと感覚は近い。
間違ってもシングルストロークを2回繰り返しただけにならないように注意しよう。
ダブルストロークの発展方法
ダブルストロークができるようになるとフレーズの幅がかなり広がる。

このように「なんかよくわからないけどドラムうまそう」っていう風になるのもいいところの一つ(?)
物理的に叩けなかった演奏ができる他、シングルストロークとは違ったニュアンスが出せるようになるので、ぜひ習得しよう。
ダブルストロークができると「パラディドル」という奏法も見えてくる。
表現力を上げる踏み台としても、ダブルストロークは有効だ。
ダブルストロークで「できる」ドラマーに
ダブルストロークについて解説したよ。
ダブルストロークは練習しないとできるようにならないけど、もしできるようになれば演奏の幅が広がることは間違いない。
初心者ドラマーを脱したいのであれば、ぜひとも習得しよう。