8ビートの特徴
- ロックに多い
- 4/4拍子で8分音符のビート
- 2拍目と4拍目にアクセント(スネア)
目次
8ビートとは
8ビートとは、4/4拍子を8分音符で刻むリズムをさす。ロックやポップスに多いのが特徴。2拍目と4拍目にアクセントがある(バックビート)。ドラムセットでは、ハイハットやライドシンバルで8分音符を刻みながら、スネアを2・4拍目に叩くのが基本。
8ビートの楽譜
文字だけ見てもよくわからないよね。8ビートを楽譜で確認しよう。

よくある8ビートの形がこれ。ここで注目すべきは次の2点。
- ビート(ここではハイハット)が8分音符
- スネアが2・4拍目
ビートが8分音符
8ビートは、リズムを8分で刻むのが特徴。ここでではハイハットが、8分で刻まれている。

ハイハット以外にも、ライドシンバルやフロアタムで8分音符を刻むことがある。いずれの場合も、8ビートと呼ぶ。
でも、初心者は8分で刻まれていたら、8ビートだと思ってもらってまず間違いないよ。
スネアが2・4拍目
8ビートを特徴づけるのポイントは、スネアが2・4拍目にあることだ。

とはいえ、基本は2・4拍目にスネアがくる。そんなにビビらなくても大丈夫。
8ビートの代表曲
文字でも楽譜でもよくわからないあなたのために、8ビートの曲をいくつか紹介していこう。
Smells Like Teen Spirit / Nirvana
Nirvanaの代表曲、Smells Like Teen Spirit。

Smells Like Teen Spiritは終始、8ビートが演奏されている。ロックによく見られるエネルギッシュな演奏である。
00:17から始まる「ドドタドドタ」というリズムは、8ビートの典型なので、ぜひ覚えておこう。
瞬間センチメンタル / SCANDAL
鋼の錬金術師で有名になった曲、SCANDALの瞬間センチメンタルである。

瞬間センチメンタルも、曲をとおして8ビートが使われている曲だ。シンプルでかっこいい曲に仕上がっている。
01:46では、いわゆるシンコペーションが使われているので、2拍目、4拍目裏、2拍目、4拍目でスネアが叩かれている。シンコペーションされていても、8ビートであることに変わりはない。
8ビートはシンプルでかっこいい
8ビートについて解説した。
8ビートはロックやポップスによく見られる、パワフルな演奏が特徴だ。またシンプルなのに、かっこいい演奏に仕上がるのも魅力。
ぜひ8ビートを叩いてみよう。